昨日はアメ村の大型レコード店前で海外盤CD輸入禁止問題のチラシを配ってました。

キンコーズ心斎橋店に寄って海外盤CD輸入禁止問題のチラシを200枚ほど作って
午後2時15分過ぎから3時まで配布してきました。*1

突発offの割には、参加者のべ6名とまあまあの人数でした。

 まず、最初の感想は、日差しが強い日のアメ村は暑いです。
チラシを配っていると体力をかなり消耗します。
水分補給をしないと倒れるかも。これから路上でチラシを配る人はご注意下さい。
 
 レコード店に出入りする人に声をかけて、自作チラシを配るのですが、
ビラを配るときに、お客さんに不快感を与えない程度にうまくビラを渡すのは難しく、。
チラシを配布するのと同時に「輸入盤禁止法案反対にご協力下さ〜い」と
アメ村の路上で結構大きめの声を出すのは結構勇気が要ります。
 最初のうちは声が出なかったりして赤面したりしましたが、
到着から20分ぐらい経ってようやく慣れてきて上手い具合に声が出てきました。
 ビラを貰ってくれる層はバラバラですが、比較的年輩の方が多かったようです。
ビラを貰ってくれた人のうち数人は、法案について詳しい話を聞いてくれてました。
 開始20分ぐらいと、開始1時間程度したときに、レコード店の副店長と店長から、
チラシの配布方法に対して店からの「お願い」が入りました。
 警察の許可が下りていないゲリラ配布ということの指摘と、
後日チラシに関しての問い合わせが店のほうに来たときの対応に困るために、
レコード店と関連がある人間と勘違いされないように
店の入り口から少し離れた場所で2人程度で(集団で固まらずに)チラシを配布して欲しいとのこと。
 が、お店側としても輸入盤禁止法案問題に対して関心がないこともないので、
この行動についての気持ちは理解出来るとの言葉もあったそうです。
 
 とりあえず、3時頃まで1時間程度、全員で100枚程度のチラシを配ったところで
ひとまず休憩&お茶しながら、残った4人がいろいろ音楽絡みで30分程度雑談。
 このoffの参加者のが普段聴く音楽のジャンルが、見事にばらけていたのは
個人的には面白かったです。
 また、音楽マニア、特にコレクターは、この法案が成立しても色々な手段を*2講じて
欲しいCDはやっぱり入手するだろうという話や、
そもそも英米盤以外のジャンルでは国内盤CD自体がまったくといっていいほどない上に
日本に輸入されているCDの種類も少ないので
この法案に引っかかるのはほとんどないとか。
 
 オフ会後に、別の場所で、小規模なクラブ系輸入レコード店店員やテクノ系DJに
この法案についての話を個人的に聞いたところ、無茶苦茶な法案だなという意見が。
 とくに、テクノ系CDではソニーWARPなど大手レーベルのCDを販売しているため
もしもそこで輸入禁止の動きが出ると結構影響が大きいのではという話。
また、大型レコード店以外の中堅・小規模のレコードCD店が独自に並行輸入する
輸入盤CDは、そのCDの国内盤が出たときにこの法案でもろに影響を被るのではないかという
レコード店員ならではの指摘もありました。
 ちなみに、私は、HitsやNOW!シリーズのような、世界中で数が売れるコンピレーション系CDの輸入盤などは
この法案によって比較的大きい影響を受けるのではないかと考えています。
 あと、Janetの新譜の輸入盤やシングルCDが買えなくなると嫌だなぁ。
 
 また、レコード屋店員からの強い要望として、
フライヤー形状のビラがぜひぜひ欲しいという意見が出ました。
 レコード屋のレジ横やチラシ置き場などにまとめて置きやすい、
ハガキ程度の大きさにコンパクトにまとめられたチラシ(両面印刷)が有れば
レコ屋にも置きやすいし、ちょっと勇気がいる手渡しよりも
有る意味手に取りやすいのではのではないかとのことです。

参照:http://d.hatena.ne.jp/workshop/20040417#p2

*1: 前日に自作チラシを配布した人が、ひとりで30分ほどの間に50枚ほどチラシを配布したとのことだったので、結構多めに刷って持っていきました。

*2:個人輸入や、海外オークションや海外トレードなど