六本木ヒルズと、強力なビル風。

 どうやら、回転ドアへの駆け込み防止のために
回転ドアの前に置いていた"テープ"タイプの仕切りが
風で揺れてセンサーに(誤)反応したのを「改善」したのも原因の一つとか。
 なんか、「大きく見ると不適切な改善」がどろどろに重なっていた模様。

 そういえば、六本木ヒルズのビル風って、かなり強かった記憶が。
 あの場所で気密性を高めるためには2重ドアか、回転ドアを使う必然性はあったと思うけど、
2重ドアだと来場者が多い場所では常に開きっぱなしになるからあまり意味がない。
これは「温度管理」の問題というよりも、エアフロー(空気の流れ)の問題。
 
 そして、回転ドアを入り口に使うことには入場・出場者の数(や動向)を
"制限"する意味があることも忘れてはいけません。
 回転ドアは物理機構的な意味と、シンボル(象徴)的な意味で、
ドアと言うよりむしろ「ゲート」に近い性質なのかも。
参考
http://www.e-nom.co.jp/kaiten/gate.htm
http://www.hybridfirm.co.jp/seihin/gate.html
http://www.boonedam.nl/jpltd/rev_jpltd.htm
 
http://d.hatena.ne.jp/katakuri/20040326#p1
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20010206201.html
http://kodansha.cplaza.ne.jp/digital/it/2004_02_25/content.html 
 予想を大幅に超える入場者数が訪問してきたり、
歩くのが速すぎたり遅すぎたりする入場者がバラバラに重なると、
機構的に、回転ドアはその能力(キャパシティ)を超え易くなるのかも。