エデュテイメントフォーラム2004京都の感想など。
京都リサーチパークで開催されたエデュテイメントフォーラム2004京都
http://www.kyoto-one.ad.jp/edutainment/
http://www.kyoto-one.ad.jp/edutainment/ef2004/tenji/index.html
で興味を持った展示の感想を。
- (株)アークスの 「自然環境シミュレーター ビオトープをつくろう!」
http://biotop.hitohaku.jp/
これが一押しです。
ショックウェーブが動くプラウザで即動かせるためCDROMなどによるアプリのインストールが不要であり、
加えて、かなり動作が軽いのは、
学校に置かれているPCの多くが*1低スペックであることを考慮すると
かなり現場にとっては嬉しいことでしょう。
まだまだ作り込むらしいのでかなり期待。
- (有) 美誠社 の「英語の構文150オンライン@school」
http://www.koubun150.com/
オンライン対応ののインタラクティブ教材としては
インターネット対応ならではの強みがあまりないので微妙。
内容は旧来のCAIレベルにちょっと進歩した程度で残念でした。
アシスタントキャラクターが、マリオ、ピクミン、どうぶつの森+というのは
任天堂ファンには興味を惹かれるかもしれませんが、
しかし、高校生向け教材にしては、どうぶつの森+以外は見ていてcoolではない気がします。
- 日本電気(株)の「絵図仙人」
あいまいな絵で描かれている古地図と
現在の精密な地図を簡単に重ね合わせることができる画像補正ツール。
これ、古地図に限らず、生徒が手書きで書いた地図を精密な地図と重ね合わせてデータ化したり、
複数人がバラバラに手書きで書いた地図を多重レイヤー重ね合わせして
クラスのみんながそのデータを見て分析するとかいった具合に、
現場では様々な応用が出来そうで面白いツールかも。
- 編集工学研究所の
3次元立体年表データベース・システム「クロノス・システム」
http://www.eel.co.jp/
http://www.eel.co.jp/01_pier/02_feature/cronos.html
うわぁ、せっかくだから体験しておけば良かったと後悔したもの。
すいません、こんな物があったと帰ってから気が付きました。
- 立命館大学NELSプロジェクトの「耕蓄」と「PlayEdit」
以上です。
*1:滅価消却年数が長いため時代遅れだったり、初期コストをケチる傾向からメモリ不足に悩まされることが多いため