ソクラティック・ダイアローグ

 
 昨日の更新がなかったのは、昨日と今日の2日間にわたって、
大阪大学待兼山会館で開催された
「ソクラティック・ダイアローグ(Socratic Dialogue、略称SD)」に参加していたからです。
 
参照:『臨床哲学のメチエ vol.7』大阪大学文学部、臨床哲学研究室
http://www.let.osaka-u.ac.jp/clph/publishes/metier/PDF/metier7.pdf
SDのやり方・ルールについては6ページ〜9ページ、54ページ、55ページをご覧下さい。
 
 2日間(16時間程度)にわたって、10人程度のメンバーで開催された
今回のSDは、私がルールを十分に把握していなかったせいか、
私は何度か「致命的な反則(未解決問題の提言、ことわざ使用などなど)」を
行ってしまったという大きな反省点があるものの、
全体としては非常に興味深い体験でした。
 
 しかし、2日間英語主体で考え、「ゆっくり聴き、自分のことばで対話を行う」という体験は、
英語の理解が微妙だということばのギャップと同時に、
(孫引き含む)引用やネットでの情報参照を多々行う今の私のスタイルを使えないわけで、
もう片手と両足を拘束されているような窮屈さを感じることひとしきり。
...とりあえず、思考の普段使わない部位を無理矢理動かしまわった為か、
今晩は頭があまり働かないので、もうそろそろ今晩は眠ります。