分散解析の結果の安全性について。

分散 C2 総当り攻撃
http://www.marumo.ne.jp/c2/bf/status.html
 というなかなか面白い暗号解読プロジェクトがありまして、
結構よさげな進行をしているようなのですが、
これを読んでいる最中にふと恐ろしいうわさ話を思い出してしまいました。
 
 ゲイツくん 「彼の常識と世間の常識(99.10/18)」
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/moral.html
これから引用する内容は、あくまでも噂です。信憑性はわかりません。
長めですが、結構重要そうな話なのであえて引用します。
 
あくまでrumorsとしか書かれていませんが、
かいつまんでこのページの内容を説明すると、こんな感じです。
 
 MS社員がこのSETIプログラムのWindows上での実効速度の劇的な遅さと、及びその結果が全世界的に大々的に公開されてるというのに腹が立ち、なんとSETIプログラムを無断で改造して、勝手に高速化をしたというものです。で、プラットフォーム別の平均所要時間を大幅に改善したというもの。いやはや、凄いですねこれ。

しかし、当然ながらこのプロジェクト、Windowsだけでやっているわけじゃないわけでもないし、MSの社員だけでやっているわけでも当然ないわけです。だから、そんな勝手に改造したソフトで作ったデータなんて、計算結果が正しいなんて保証何処にもないんだから、そんなもんセンターに持ち込まれた日には今までのデータが一切合切意味のないものになってしまう可能性だってあるわけです。
 
 もしも、将来的に分散処理で、ある種の暗号を総当たり方式で解く運動が盛んになってくると、
この手の「妨害」も想定する必要になってくるのかも。
 ファイル共有ソフトの場合でも、一部レコード会社が偽(おとり)データを流してデータ流通妨害を積極的にしていましたから。