リコーGXRと50mmマクロのカメラユニットをお借りして【新しい】カオス*ラウンジ【自然】を撮ってみた
小型フィギュアをきれいにぼかして撮影。こういう撮り方はマクロレンズが必須。
リコーの50mマクロレンズはボケ味がきれいで素晴らしいです。
http://chaosxlounge.com/exhibition/781.html
http://chaosxlounge.com/atarashiishizen/
【新しい】カオス*ラウンジ【自然】を撮影していて、久々にDSC-R1の性能に限界を感じたので、
銀座のリコーRING CUBE でリコーGXRと単焦点レンズのカメラユニットを借りて撮ってみました。
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: Camera
- 購入: 3人 クリック: 77回
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RICOH GXR用カメラユニット GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO 170390
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: Camera
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(すいづたくみ注:
撮影時の元画像は全てJpeg最高画質、オートホワイトバランスで彩度はナチュラル。
トリミングや水平出しの回転処理・色味の大幅な補正などのレタッチを行った後で、
再びjpegで「圧縮率95%〜97%で保存して、FlickrにUPしてます。
つまりUPした写真は元データからの大幅レタッチで色々劣化しているってことです。
RAWデータからの高品質画像を期待していた皆さんごめんなさい。)
結論からいえば、リコーのマクロ素晴らしい!以上。
縦位置撮影するときに、電子水準器が付いているのはかなり便利です。
液晶画面はかなりの高解像度なので、ピントの山もファインダー並に読みやすい。
(暗所撮影は、むしろ光学ファインダーよりも楽かも知れない)
ふつーに丁寧に撮るだけで、ふつーにいい写真が出てくるのは、とても嬉しい。
レンズの明るさ重視ではないマクロレンズで設計に無理がないからでしょうか…
近接〜手の届く範囲の撮影で、描写に変な癖がないのは、
小さめの美術作品を撮るのにはとても有利です。
マクロ対応ではない多くのレンズは、1m未満〜数十センチまで寄って撮ると、
中心部の合焦点と周辺部やアウトフォーカス部の絵の繋がりが破綻することが多いです。
特に感光素子が大きくなるほど、歪曲が少なくピントの繋がりが美しい近接撮影は難しくなる。
(かつては、大がかりな機材を用意して、カリカリに絞って、光量をしっかり用意して撮影していました。)
近接距離で、奥行きがある被写体を撮るときに「なんか変だな」という感覚が少ないのはいいなぁ。
GXRの50mmマクロレンズは、インナーフォーカスではなく、繰り出し式なので前玉が前後します。
レンズフードなども純正では出ていなかったはず…。
周辺部は若干トリミングする前提でゆるく撮影しているわたしのような使い方だと問題ないのですけど、
マクロ撮影でフレーミングにもフォーカス位置にも「もの凄くこだわる」場合は少し苦労するかも知れません。
『まるたん』の新作。ベッドシーツを半透明梨地のプラスチックハンガーで挟み込んで成形。
0.2cmのプラスチック越しに見える、ベッドシーツ生地に印刷された2次元美少女にハァハァ。
今回、リコーさんから50mmマクロのカメラユニットをお借りして撮影した狙いは、
複数の素材が激しくmixされた被写体を撮るときの、質感表現の使い分け。
今回のカオス*ラウンジの展示で使われている素材は、
紙とプラスチックと布と毛糸と金属と絵の具とニスと紙粘土と液晶モニターとLEDと…あ〜きりがない(泣)。
初夏のカオスラウンジや破滅ラウンジの頃に比べ、作品素材のバリエーションが一気にふえています。
プラスチックと布地のスキマ具合にハァハァ。
破滅*ラウンジのような素材ではDSC-R1でもある程度は再現可能だったのですが、
レンズの特性上どうしてもガチガチに絞りこんで三脚据えて撮影しないといけないので、
硬い仕上がりになってしまい、布地のふんわり感が出てくれないのが難点でした。
GXRの50mmマクロカメラユニットをしっかり使いこなせば、
この辺りの素材の違いもしっかり撮り分けられそうなのは実感できました。
あとは私の撮影テクニックの問題だ…透過光やストロボの使い方だよなぁ。
撮影テクニック向上のために、もっと精進します。
よくできたマクロレンズの常として、人物の近接撮影も、とてもいい感じ。
お互いが手を伸ばせば届きそうな距離からキスするまで距離での人物撮影が得意っぽいですね。
今、世界で一番VHSビデオを使いこなしているVJ、スケブリさん。
スナップショット的な撮影方法でも、丁寧に撮ればいい写真が出てきます。
雑な撮り方をすると、「それなりの写真」になってしまうのがリコーらしいところ(笑。
GXRを三脚に据えて、大きな作品をしっかり撮影する場合は(<っていうか、普通そんな使い方しないよ…)
…このサイズの割にはかなり頑張っているけど、やはり自分の中では若干キビシイという印象です。
web掲載レベルなら、ぶれずに撮影して、撮影後の色補正などをしっかり行えば問題ないかもしれません。
しかし、A3ノビサイズより大きめに印刷したり、大幅にトリミングして利用するにはしんどそう。
フルサイズの一眼レフ+いいレンズや、「カメラ付きレンズ」のDSC-R1にはさすがに劣ります。
そして、いろいろ軽すぎるせいか、絞り込んでの長時間露光には、床からの振動含めて少し弱い気が…。
もちろん、その辺のコンデジや一眼レフの安物キットレンズとは比べ物にならない描写力です。
手持ちメイン機材が壊れたりしたときの「バックアップ」としては、GRシリーズ同様頼りになりそう。
GXRと50mmマクロカメラユニットの組み合わせ、
手のひらサイズのカメラからここまで優秀な仕上がりが出てきたのには本当に驚かされました。
特に、合焦部からアウトフォーカス部への移り変わりの素晴らしい美しさと、
強い点光源が直で入る被写体を撮ったときの破綻の少なさは素晴らしいです。
私のような逆光・街灯・LED撮影が大好きなひとにとってこれは嬉しい。
TRK:
(略)口径食の少なさは特筆モノですね。
一眼レフの大口径ズームや単焦点のレンズでも、
絞り開放時には周辺の点光源はラグビーボール状にツブれてしまうものが多いです。
大橋:
MTFについて言えば、リコーのデジタルカメラ史上最も性能の良いレンズに仕上がっていることは間違いありません。
また、一般に交換レンズの設計ではビネッティングを大きめにすることで鏡胴を細くデザインできるのですが、
そうすると周辺のボケがツブれてしまいます。
しかし、このレンズではそこも妥協していません。
中央と周辺の解像度の差はもとより、歪曲・色収差・ビネッティングも
GRレンズとしての基準値を遥かに下回り、余裕でクリアしています。
更にこのレンズの場合、近接域ほど歪曲やビネッティングが少なくなる傾向があります。
特別寄稿「A12 50mmを持って撮影に出かけよう」(最終回)
GXR情報 リコー公式ブログ GR BLOG
http://www.grblog.jp/2010/06/a12-50mm.php
GXRと50mmマクロカメラユニット、この機種だけに全てを頼るには色々心許ないところもありますが、
一眼レフ機をメインで使うときの、マクロ域撮影用の控えレンズとしてうまく使ったり、
ちょっとした小品を、気軽に丁寧に撮りたいときの機材としてかなり使えそうです。いいですよ!
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秋葉原で、fripSideのラッピングバスとAKB48のアドトレーラーを一気に撮影してみた。
ラッピングバスとアドトレイラー3台の、合計4台が揃うと大迫力!
久々に、パノラマで撮るしかない!と感じた光景。
(元画像は3000万画素です…夜景のパノラマ画像はFlickrだと画質苦しい…)
http://fripside.net/
fripSide OFFICIAL SITE
http://www.akb48.co.jp/
AKB48公式サイト
infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)
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土曜の夜にアキバを移動していたら、
fripSideの新作アルバム『infinite synthesis』を宣伝するラッピングバスと、
AKB48の新作マキシシングル『チャンスの順番』を宣伝するアドトラック3台が重なったので、
大慌てでポジション移動して、三脚を立てて、久々にパノラマ撮影してみました。
慌てて撮影したら、撮影後の合成がすごくしんどかった…。
最初はfripSideのラッピングバスだけが秋葉原中央通りに。
fripSideのラッピングバスの後ろには佐天さんと初春が。
レベル6ですってよ、レベル6!(<多分これはPVに出てくる怪しいおじさん達のことだと思う)
バスの横を撮影する人よりも、圧倒的に後ろを撮影する人が多いのにワラタ。
そこに、AKB48の3色3連アドトレイラーが到着。ドンキホーテ前に駐車。
年末のアキバらしい、ド派手な路上の光景です。
撮影した後で気が付いたのだけど、
AKB48のこの3台のアドトラック、全部トラックの種類や荷台の種類が違います。
広告部分の明るさも全部違っていて、一度に撮影すると露出がばらけてしまう(泣)。
fripSideのラッピングバスは火曜日(つまり明日)まで巡回するそうです。
車内モニターでは謎の手品師や謎のエスパーや謎の考古学者が出てくるので、
皆さんアキバ巡回中に見かけても噴かないように気を付けてください。