トーキョーワンダーサイト本郷に行って、アートバトルロワイアルを再び観てきた。
自分がハンマーで叩き壊した『今』の瓦礫を、来場された遠藤一郎さんが再び組み上げた。
ということで、金曜日の夕方、雨の中、トーキョーワンダーサイト本郷に行ってきました。
会場はスモークマシーンでなんか煙たくて、相変わらず微妙に粉塵っぽい。
そして会場内はほとんど無人状態。破滅ラウンジと違って滞在者もいない…。
今回の会場での目当ては…カオスラウンジ製作のインスタレーション
「アートキャッチ・かおすら」が、1週間でどの程度変化してるかだったのですが…
正直どこをどれだけいじったのか、見ただけではよくわかりませんでした。
で、カオスラウンジ作品の変化部分を探して撮影するのは諦めて、
NOWの展示作品『今』をハンマーで壊す作業に没頭することに。
目にはゴーグル、手には軍手着用、解体活動がんばります。
(館内職員の方に、ゴーグル着用の上で撮影していただきました、感謝。)
金属製のハンマーをふるって、コンクリート製の『今』をガシガシ叩き壊します。
飛び散るコンクリート片がバシバシと顔やゴーグルに当たるのだけど、
お構いなしにひたすらハンマーを振り落としてると妙にハイな気分になってきます。
ある一線を越えた辺りから、日常性が崩壊して、意味不明の叫び声が出てきたりw。
結局40分程度ハンマーで粉砕活動して、時間切れで終了。
いや〜ひとりでトランス状態入って破壊活動するのって本当に楽しいですね。
終わった後、服とか鼻腔がやたらコンクリート粉塵臭くなりました。
やはり使い捨てマスクを持参した方がよかった。
この粉砕活動の後、
閉場前に来られた遠藤一郎さん(NOW)と数十分お話しして、
今回の『今』という作品のコンセプトや製作過程や、
今回、この東京都の施設で開催されているアートバトルロワイヤルのことなど
結構いろいろと深いお話を伺いました。
公共施設で行うグループ展ってやっぱりいろいろ難しいんだなぁとか、
美術とネット配信を繋げる仕組みの難しさなど…いろいろ感じました。
破滅ラウンジは、いままでになかった例外的なことをいろいろやって、
そして様々な幸運も重なって、例外的に成功した事例なんだろうなぁ…。