日本発の3D映画、しかもメイドさんとのラブシーンアリとの情報。

http://maidforyou.jp/
映画『完全なる飼育 メイド、for you』
 
 上映館が池袋のシネマサンシャイン池袋一箇所だけだとか、いきなり微妙な感触ですが、
テニミュ柳浩太郎さんが出ているということなので、
その辺踏まえていろいろチェックしておくべきかな。
 

文化庁メディア芸術祭@国立新美術館いってきた。

http://plaza.bunka.go.jp/festival/
FESTIVAL | 文化庁メディア芸術プラザ
 
http://media-arts.cocolog-nifty.com/map2009/2010/02/jmaf2009-9887.html
文化庁メディア芸術プラザ(MAP)ブログ
ゲーム好きのためのメディア芸術祭ツアーガイド

http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100205_347371.html
文化庁メディア芸術祭、功労賞を受賞した宮本茂氏がシンポジウムに参加
GAME Watch
 
 多分主なお勧め作品のレポートは色々出てくると思うので、
自分が気になった作品だけ箇条書きにしておきます。
 
 会場で一番目立っていた作品は、
Lawrence MALSTAFさんのNemo Observatorium
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/art/001202/

宇川直宏さんが森美術館で展示していた
『A Series of Interpreted Catharsis episode1 - Hurricane Katrina』
http://plaza.bunka.go.jp/museum/beyond/vol13/
http://www.art-it.jp/interview02.php
と仕組みは非常に似通ってますが、宇川さんのハードコアな作品と違って、
こっちの方はかなり漂白されていて、誰でも楽しめるエンターテイメントっぽさがある。
座ってグルグル回る白い粒子を眺めていると、
タイムマシンの中に入ったようなとても不思議な気持ちになれます。
平日でも数分間並びますが、ぜひ一度中で体験してみて下さい。
 
 他に気になったのはベアリング玉で奏でられる音楽作品や、
隣のフロアの学生展示にあった、「バーチャルろくろ体験装置」。おもしろいです。
 かなり気になった「ブラウン管ガムラン」という展示があったのですが
残念ながらショーは1日3回のみとのこと…また次回に期待します。
 
 映像展示、ゲーム展示、インタラクティブアート系は
微妙に会場が混んでいた&時間も無かったので今回チェックしませんでした。
インタラクティブアートって、待つ時間がしんどいんだよなぁ…。
 
 twitterハッシュタグは、全体が#JMAF2009、
個別の部門はそれぞれタグが別れているみたいです。
ハッシュタグを付けたつぶやきは、会場奥にコッソリ設けてある
twitterの小部屋(休憩室)で掲載されているのでぜひ会場でtwitterしてみてください。
 

青山の新生堂ギャラリーで開催中の山口英紀展いってきた。相変わらず素晴らしい細密水墨画です!

http://www.shinseido.com/exhibition/index.html
新生堂


2010年1月27日(水)〜2月19日(金)
10:00〜18:00 (最終日は17:00まで) / 日曜・祝日休廊
 これ、大判カメラで撮った写真じゃなくて、筆で書かれた水墨画なんですよ…。
 
 水墨画独特の、複数の極薄の和紙を多重レイヤーにして
墨の濃淡と合わせてで強い遠近感を出す手法は、独特の立体感が。
紙を使うからこそできる表現です。
 
 写真で表現やってる人や、水墨画に馴染みがない人にこそ、
ぜひ観て貰いたい作品展です。個人的には今月の一押しの作品展!
 
http://sizuanshi.com/
山口英紀さんのwebsite 思纂室
 

やなぎみわ展『Lullaby』@ラットホールギャラリーも行ってきた。こちらもお勧め

http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2010/01yanagi/intro.htm
RAT HOLE GALLERY
 
 サブギャラリーに高品質のプリントが数点展示してありますが、
あのだだっ広いメインギャラリーの空間には展示物はまったくありません!
 
 白壁に投影されたひとつの映像作品だけが上映されています。
詳しく書くと「一発ネタバレ」なので子細は書けませんが、
きわめて普遍的な物語でありながら、現代の世相を反映した、かなり強烈な作品です。

 ネタバレ回避に、途中からの観賞ではなく、
必ず最初からみることをお勧めします。