敵機ロックオン技術で赤ちゃんの笑顔を捕捉する

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080125/145361/
NBonline
 


 もちろん、私はその脳天気さこそが
ニッポン製品のナショナルブランドであり、
技術者たちの動機づけエンジンそのものと自己認識して
ドンドン進めるべしと強調したいと思います。
道具が人と人との間で「かすがい」的に作用するというのは、
私たちならではの筋のよい発達の仕方だと感じます。
 
 「強い人向けの軍事〜セキュリティー技術」を普通のシーンに使うと、
贅沢な用途イメージになるという話をしてきたわけですが、
理屈としてその延長線上には「弱者を救う」用途もあり得るわけです。
表情認識機能にできる弱い人シーンとは何でしょうか?
 
 泣きべそをかいている顔を見つけることかもしれません、
あるいは困っていてストレスの溜まっている人を
見つけるという視点もあり得るでしょう。
陰湿ないじめや不登校、セクハラや過労死という
日本特有の影の部分に対して、
このような技術の出番があるかもしれませんね。
 
 中央線なんかで動体認識されると、
電車のダイヤ混乱回避で莫大な経済効果が期待できそう。