世界情勢とデザイン

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イソムラ式


 これに関して大変印象深い話がある。
アフガニスタンで増加し続けている自爆テロ事件で、
実行犯の6割以上が障がい者なのだという。
手足などを失い失業して貧困に陥った障がい者が、
家族の生活を保障するなどと口約束されて、
自爆している可能性があるというのだ。
誰しも進んで戦乱に身を投じるものはいない。
「雇用の確保」ひいては「家族の生活」は、
「戦争」と密接に結びついているということだ。
 
 こうして考えると、世界規模での治安維持のためには
発展途上国へのODAも妥当な思索だと合点が行く。
単に金をばら撒くのは賛成しかねるが、
発展途上国の産業の発展それがひいては雇用の確保につながるのであれば、
世界規模でのテロからの脅威をなくすためにも積極的に推進すべき課題だろう。