パシフィコ横浜のCP+行ってきた。

http://www.cpplus.jp/
カメラと写真の総合展示会「CP+」シーピープラス
　
ということで、木曜日にCP+行ってきたのでさわりの部分だけ写真とコメントUPします。

　CP+は今までの、業者むけカメラショーに比べて、民生機比率が高いショー。
展示もカメラファン向けの商品が多く、写真館や事務機屋さんむけの展示は少なめ。
そのかわり、展示内容も「観て触って楽しめる」スタイルのものがかなり多目でした。

平日と言うこともあって、参加者にサラリーマンは少なめ。
業者さん、写真好きな学生さん、カメラが濃い趣味の人、そしてカメラをもったお年寄り。
　やはりデジ一比率が高めの会場でしたが、若い学生さんがフィルムカメラを首から下げて、
高齢カメラユーザーのデジ一率がここ最近急上昇してるのが気になりました。
　

今回、自分が一番期待していた、ソニーブースのミラーレス一眼のモック…しかし


モックが置かれているのはブースのはるか奥の方、
来場者が触れるのは、真っ白の形状・重量だけ合わせた模型だけ。
重さの目安に…ということですが…これはなぁ。個人的にガッカリです。
　
　まあ、このガッカリは置いておいて
…今回、ソニーの体験ブースで、ソニーのα900と「SAL2875」をレンタルしました。
α900のファインダーの見栄えはダントツに抜群。使い勝手は普通。露出の正しさはさすがフラグシップ！。
レンズ「SAL2875」は…こんなもんかな？AFからMF補正するのが難しい＆映りは絞ればなんとか。
α900のボディには明らかに格下のレンズですが…使いやすい焦点距離域とこの軽さはいいですね。
(ホントは「SAL2470Z」を借りようかと思ったのですが、レンズのあまりの重さに断念…。ヘタレです)
　
　ちなみに、ソニーのαはソニースタイルでカメラを購入した場合
αレンズのレンタルサービスを(有料で)使うことが出来ます。
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Camera/Dslr_lens/Rental/
“α”レンズ 体験レンタルサービス Sony Style
　

ソニーブースではミニサッカーの撮影体験デモ。ハンディカムや動画デジカメも体験できます。

　ファインダーの見え方はさすがですね、α900。
動体はしんどいけど、フォーカスがやりやすいし、目に優しい感じがします。
これは、とことんいいレンズが欲しくなる、魔性のカメラかもしれません。
　
　で、ソニーブース以外でもいろいろ撮ってみた。
まずは富士フィルム


ふともも！絶対領域！アイマス配色のコスチューム、そして秋月涼ちんの髪型!
ぜひお持ち帰りしたい(爆)。
あ〜こういうの眺めてるといいレンズが欲しくなる。



ふぅ、それは置いておいて…富士フィルムのブースは面白かったです。
自分的な目玉は、現在発売されている富士フイルムの3Dカメラで撮影した静止画や動画を、
ビクターの大画面3DTV(試作品)やPC用の液晶モニターで再生するデモ。
大画面と3D映像は相性がいいだけに、3DTV普及と共に一気に伸びてきそうです。
　

GF670 Professionalのシルバーモデル。音がとても静かで、風景撮りにはとてもいい感じ。
　

Pentax645Dも体験してきました。

　中判カメラなのに、ミラーショックやシャッターショックが少なくて音が静か。
片手でグリップした感じはかなり軽量で、サイズの割りに重量感も少なく、驚かされました。
フルサイズ一眼レフ+バッテリーグリップ+重量級レンズよりも軽く感じる。
新しく開発されたレンズも音が静かで描写も良好で、そして安い！
　
　ブースで軽くお話ししたところ、「風景スペシャル」カメラということで、
ファッション・広告やブツ撮りへの対応はまだ考えていないみたい。
今のところ、GRDigitalのようなオンリーワンカメラを目指しているみたいです。
　

もちろん、K-xやコンパクトカメラも力入ってます。
今年のペンタックスは、いろいろ面白そう。
　

　リコーブースはGXR一押し。
新レンズユニットの公開もあって、カメラファンが多く訪れてました。


面白かったのが、カメラ雑誌で企画された「こんなのあるといいな」カメラの展示。
GXRの蛇腹ユニットとか、ハッセルのレンズユニットを付けたGXR、ライカMマウントなどいろいろお遊びが。
…発売予定は全く無いそうですが、メーカーブースにこんなの置いてあるのは面白い。

　
リコーブースで個人的に良かったのは、大きなスペースを割かれていた写真展示。

マグナムフォトの、良質なストリートスナップ写真が丁寧に額装されて展示されてます。
記念写真から先の写真を提示してくれているリコー、いい仕事ですね。

こんな言葉があると、GR DIGITAL使いとして、リコーを応援したくなる。
　

PanasonicのLUMIX G2 女流動画一眼の新ver.
超軽い、小さい、バリアングルで動画もきれい！
しかもタッチパネルでピント合わせも楽々。
質感やシャッター音は「おもちゃみたい」で高級感無いのだけど、
コレ、お店では普通に売れると思います。
　

　カシオは超高速連写デジカメのプレrec機能で、風船が割れる瞬間を撮るハンズオンデモ。
ちなみに、この写真は、DSC-R1と手動タイミング合わせで撮影したので少し遅れた(汗


ダイナミックフォトと動体撮影がことしのカシオのウリみたい。

カシオのもうひとつの一押し、デジタルフォトフレーム。
写真を強力に絵画っぽくする処理で、風景画のように飾れるデジタルフォトフレームをアピール。
これは、カシオの製品なら、アリな展開だと思いました。
　

　GEの「和モダン」カメラ A1255 。
　日本のメーカーよりも尖ったマーケティングセンス。
デジカメでは、かつて、パナソニックが和風配色モデルを限定販売してましたが。
こっちの方が商品としてはるかに上手く仕立て上げてます。すばらしい商品展開。
　

　用品コーナーで気になった物は多数ありますが、
フジフイルムの写真フレームやアルバムの品揃えにちょっと引かれました。
ディズニーのアルバムは、やっぱり子ども写真を貼るのにぴったり。
　

新生ポラロイド・がんばれポラロイド。
　





フィルムカメラのトイカメラブースも盛況。
逆に、いわゆる「トイデジカメ」は以前よりも勢い弱めな感じ。
　

　一般からの写真展示ブース『御苗場』は、玉石混合。しかし数はある。
何件か、面白い作品が見つかったものの、その一方でボードが落下してるブースも。
展示の上手い下手の差がはっきり判ります＆ブックが結構面白かった。
　
　
　　

　今年が初回のCP+、パシフィコ横浜が会場になったことで、会場を巡った後、横浜撮影観光が楽しめます。
みらとみらい周辺や、横浜港や中華街など、横浜には撮影していて楽しいスポットが多いです。
今回紹介しなかったcanonやNikon、オリンパスのブースなど、家族連れで楽しめるブースも多いので、
来年以降もこんな感じで盛り上がることに期待します。